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BCOP法への病理組織学的検査の導入

BCOP法に代表されるin vitro代替法は、高まる動物愛護の気運の中、より幅広く運用されることが期待されています。弊社では、早くからBCOP法に取り組み、IVISと病理組織学的変化の関連性のデータ取得に力を入れてきました。(Furukawa et al. Toxicology in Vitro 45 (2017) 19-24 : 国立衛研との共同研究による論文)。IVIS測定に、病理組織学的検査を加えることにより、角膜の変化を分かり易く捉えることができます。特に、IVISが3以上20以下(弱刺激性)の物質について眼刺激性を予測する際、病理組織学的変化が重要となります。現在、64物質のIVIS測定と病理組織学的検査が完了し、プロファイルを作成中です。将来的には、IVIS、UN GHS、病理組織学的変化および構造の相関性等について、詳細な情報をご提供できる取り組みを進めています。

BCOP法
IVIS,UNGHS,病理組織学的変化および構造式のプロファイル(例)

毒物や劇物の皮膚・眼へ腐食性を示さない濃度を動物を用いない試験法(動物実験代替法)で検索することが可能です!!

OECD TG

* :
試験系にウサギを使用
** :
EpiDerm TM Skin Corrosivity Testを使用
*** :
TG表題 「 i) 眼に対する重篤な損傷性を引き起こす化学品、およびii) 眼刺激性または眼に対する重篤な損傷性に分類する必要のない化学品を同定するための、ウシ角膜を用いる混濁度および透過性試験法」


ウシ摘出角膜


専用器具にセットした角膜


角膜に被験物質を暴露

関連サイト

化学物質
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